酒さ、口囲皮膚炎と毛包虫(ニキビダニ)、フソバクテリアについて

5月も後半になり気温が上がるとともに、顔の酒さ(毛細血管拡張)や口囲皮膚炎(口周りの赤いプツプツ)、脂漏性皮膚炎(鼻の横や鼻下のあかみ)の症状も出やすくなる時期です。
酒さの特集の中の滝脇弘嗣先生の記事をチェックしました。
フソバクテリア(嫌気性菌)は本来、歯槽に存在する嫌気性菌ですが、口囲皮膚炎の毛包に存在します。
マラセチアは脂漏性皮膚炎の皮膚表面に存在しますが、フソバクテリアはマラセチアが豊富な環境では生育せず、両者は共存しにくいことが分かっています。
ですから鼻唇溝にまず初めに発症した口囲皮膚炎を酒さと考えステロイド外用を続けるとフソバクテリアが増殖してしまい、典型的な口囲皮膚炎になってしまうと考えられます。
 
酒さ(頬が血管拡張で赤くなる)の丘疹・膿疱型では毛包虫(ニキビダニ)が通常以上に増殖していることが病因の一つといわれてはいますが、酒さでは微生物細菌を認識する受容体が高発現していることによって、正常皮膚では影響を受けない程度の細菌叢の乱れや刺激に対して過敏に反応してしまうのではないかといわれています。感受性が増加して易刺激性になっている状態です。
ですから、酒さの皮膚に対して免疫抑制剤であるプロトピック軟膏を無駄に続けてしまうと細菌叢の乱れを生じやすくなるため、必要がなくなったらオフする、ほかの薬に変更していくことも大切です。
何においても、必要な時は薬を、あとは洗いすぎず触りすぎず、自然免疫を乱さないことも重要だと思います。
日光・ほてりで悪化する酒さに対しては
・ミノマイシン・ビブラマイシンなどの抗生剤
・黄連解毒湯などの漢方薬
・プロトピック軟膏
・メトロニダゾール(抗原虫薬)外用
などの治療法がありますので、症状悪化時は治療しながら、刺激を与えずに保湿スキンケアを心がけることが重要です。
酒さ、口囲皮膚炎、脂漏性皮膚炎、それぞれ病態が異なり、複雑です。
色々な皮膚細菌叢や抗菌タンパク、自然免疫受容体などが関与し、日々研究も進んでいますので、また新しい情報を入手しながら治療を考えていきたいと思いますconfident
 
子供の毎日の予定と同じく、毎日決められた仕事や家事子育て、それだけで毎日過ぎていってしまいがちですが、仕事や家族以外の自分だけの仲間や居場所がある日々は素敵です。私にとっては、昔の仲間や同級生友人たち、ジムの信頼できるトレーナーさん、空手のお仲間やFeel Cycleで出会ういつものメンバーやインストラクターの方々、お互いに“個”になれる方々との触れ合いが何より有難く感じます。
大学の同期の男性が、最近自分一人のために料理をするのが好き、料理自体より、多忙な中で料理をしている自分の“心の余裕”が愛おしく好きなんだ、と話をしていて、なるほどなーと思いました。
確かに、忙しい忙しい、と愚痴るのではなく自分の“心の余裕”を感じさせる趣味を継続していきたい、そしてそこでの仲間や先生は大切な人たち、感謝しながら出会いを大切にしていきたいと思いますconfident
 

乾癬オテズラ勉強会

紫外線が強くなり眩しい日中です、ハズかしながら日傘とっくにデビューしています。はるか昔の大学テニス部時代には、日焼け止めを塗りまくり‟白カベ″と冷やかされていましたがdelicious 今の時代ならばシロカベ、が男女皆当然、そこまであだ名もつかなかったかも、と時代の流れを感じますconfident
先週土曜日、乾癬の新しい内服薬オテズラについての勉強会があり、三田皮膚科の神田先生のご講演をうかがいました。
乾癬の方のQOLの低下の多くはカサカサのリンセツと痒みですので乾癬の治療では、リンセツと痒みを制することが重要です。マーデュオックスなどの外用もありますが、面積が広い場合、頭皮や爪病変などは内服が有効です。
乾癬病変部の免疫細胞や表皮細胞ではシグナル伝達を調整するPDF4という酵素が過剰に発現し、炎症性メディエーターの産生が亢進していますが、オテズラはこのPDF4を阻害することによりメディエーターの産生を抑制して炎症反応を抑えます。爪や頭皮などなかなか難治性の部位に効きやすく、体重で投与量が変化せず、副反応も少なく処方する側としては処方しやすい薬です。ただ効果が出るのまでの期間は個人差があり、12週(約3か月)内服して効果判定することがすすめられます。ローリスク・スローリターンの薬ですので、2~4か月は続けてみることが良いそうですが、薬価がシクロスポリンより高いため、継続にはある程度の薬代がかかり、唯一のネックとなりそうです。
また、効果が出た後の薬の減らし方、やめていくタイミングなどはこれからの論点になりそうです。
乾癬患者さんは外見上と痒みリンセツと想像以上に日常生活が制限されますので、全体に効く内服の選択肢が増えることは嬉しいことです。
会にご出席されていた慈恵医大前教授で現在ご開業されていらっしゃる上出先生が、乾癬患者さんの治療目標は“better than now”ですよ、とおっしゃっていらっしゃいました。寛解状態にまでいければもちろんベストですが今よりより良い状態にコントロールすることがまず目の前の目標です。そのためには体に負担ない範囲でよい状態を保っていく内服薬や注射剤(生物学的製剤)が増えることは喜ばしいです、あとは薬代(まだかなり高額です)ですね。
上出先生はご開業先(ひふのクリニック人形町)でアトピーカフェや乾癬カフェを日曜日に開かれていて患者さん同士の情報交換の場を開かれていらっしゃるとのことで本当に臨床医師として尊敬もうしあげますconfident 
 
昨日土曜日のよる、また大学のちがった同期仲間と集まりました!卒業20年以上たった今、卒業以来会う同期もいましたが、変わらない~delicious 一気に時間が舞い戻り、大学時代の楽しかった話を。昔が懐かしく本当にトシを実感します。また20年後に皆で集まるなんてことも想像していなかったな。
美容形成の院長である同期が(男性だけどお肌さすがつやつや綺麗!)無料診察してくれて、しわはまだ少ないけど眼瞼の上瞼の左右差がありいずれもっと下垂してくる、それを補おうと対症的に~筋が使われていずれ額にしわが増えてくる、いつかは眼瞼下垂治した方が、と細かくアドバイスしてくれました!専門的過ぎてすべては理解できなかったけれど、今の技術では本当に骨格にそった治療でより良くなるらしいです。まさにbetter than nowですね、私はkeep nowでも精一杯ですがdelicious
 
先日娘のひとりに、仕事以外で何やってる時が一番幸せ?と突然聞かれました。あなた達の寝顔を見てるときよ、と一瞬計算した自分がいましたがそんなウソはもうバレるお年頃です、正直に答えようとする前に“feel cycle してる時でしょ”と見破られました。それだけでなく、いろいろ考えると、やっぱり運動してる時とすべて一日終わってお布団に入る瞬間かな~と言うと、わかるわかる~!その瞬間もう寝れる~と思うと気持ちいいよね~。私の小学時代そんなもんだったかな、忙しいのね今の小学生wobblyと少しかわいそうになりました。
一日仕事が終わって、よる納豆ご飯と豚汁を食べるとき、気の合う仲間と楽しく食事する時間、子供が帰宅するやいなや公園に友達と遊びって来る~と飛び出すのを見送る瞬間、当たり前のようなこの時間が幸せ、と感じます、歳とった証拠ですdelicious
でもまだまだ元気で体が動く40代も多分もうあっという間、子供たちに関わり子供に“遊んでもらって”いる時間もあと僅かですので悔いのない“自分”のための40代を残り過ごしていきたいですconfident

保湿と皮膚バリア

今年は花粉症も症状が強く出る方が多く、春は気温差も大きく顔の皮膚トラブルを生じやすい時期です。単なる花粉皮膚炎の方や、皮膚の代謝低下による脂漏性皮膚炎や微小面皰(ざらざらした肌荒れ)、また気温差や紫外線により‟酒さ”など、様々です。私自身もこめかみのあたりがいつもよりヒリヒリ過敏になり、化粧のノリが悪くなったり、小さなイボが出来てきたり(それは年齢かな)、ニキビもできたり肌の些細な不調を実感します。
花粉や様々なアレルゲンが顔の皮膚経由で体内に入りやすいこの時期は、とにかく保湿により皮膚のバリアを強くして自分の肌を守っていきたいです。
皮膚のバリア機能についての秋山真志先生と堀向健太先生の記事を再度チェックしました。
皮膚のバリア機能には、
中⇒外バリア:体内の水分蒸発を防ぎ皮膚水分量を保つ
外⇒中バリア:ダニほこり花粉などのアレルゲンの侵入を防ぐ
の2種類があります。
バリアの主体を務める角質細胞の間を埋める脂質の半分はセラミドですが、この脂質は石鹸などの界面活性剤により溶け出して減少するとバリア機能は低下してしまいますし、また、湿疹や炎症がおこると角質の重要成分フィラグリンが減少して脂質の層も乱れてしまうのでバリアが弱まります。ですから、一度炎症が起こった皮膚は一回炎症を抑えてからセラミドなど脂質を補いバリアを補強することが大切です。
 
化粧品でも油分やセラミドを補い、脂質を補強して中⇒外バリアを補強するものを使用するとよいと思います。保湿力が強い化粧品ほどベタベタ感が増しますが、これから夏にむけて特にバリアの低下しやすい部位(例えば目の周りや口周り、首など)だけはしっかり保湿する、など年齢や肌質にあった保湿方法でよいので、一年中継続していきたいです。
 
子どもへの保湿も同様で、アレルギーのハイリスク新生児に対して生直後より保湿剤を全身塗布した群と保湿剤を塗布しなかった群を比べた実験では、保湿剤塗布群が有意にアトピー性皮膚炎の発症を予防できたという結果は有名で、現在は出生直後より保湿剤の使用がすすめられています。
 
最近アトピー性皮膚炎の発症では‟ダブルスイッチモデル”が提唱されています。
アトピーの発症には、①もとに戻れる可逆的スイッチ①、と、②もとに戻らない非可逆的スイッチ②、と2つスイッチが存在し、炎症を発症させる①スイッチが高頻度に押されることによって非可逆的なスイッチ②がonになりアトピー性皮膚炎を発症・増悪させるという、という概念です。
ですから、保湿剤の外用などによりスイッチ①が入る頻度を減らして、非可逆的な②スイッチがonにならないように、やはりとにかく幼少時から保湿してバリア機能を低下させないことがやはり重要です。
保湿剤、わかってはいるけれど大変です、最近のデータでは入浴後すぐ塗らなくても、保湿力に差がないことも言われていますので、あせらず塗れるタイミングで十分です。
私自身は歳とともに香りのあるクリームの方が塗りたい、と思って毎日塗るようになるので、好きな香りのクリームを塗るようにしています。塗るタイミングや塗るものはひとそれぞれ、毎日継続が何より大切ですconfident
 
先日久しぶりに大学時代のテニス部男女同期が揃って集まりました。昔の仲間、良くも悪くもすべて知ってる仲間、良いですねdelicious 私も第一声、‟その歳でピンクのキラキラカチューシャ、ありなの?”と言われました(笑)。昔皆で一緒に行った旅行の話やら厳しかった部活の話やら。昔を振り返るようになり年齢を感じますが、お互いにとっては皆変わらず、厳しい部活を通した仲間は本当に懐かしく大切です。いつまでも皆、健康で過ごしていきたいな~、と思いました。
 
学生さんの新学年も始まり、親たちは春休みが終わって嬉しいやらでも毎日多忙な新学期が始まりました。我が家の長男も高校最終学年、あっという間です。最近はさすがによく勉強しています。リビングに勉強道具が散りばめられ、ソファーでやったり机でやったりリビングの床で寝転がってやったり、とやりたい放題です。お陰で周りはテレビも音楽も遠慮気味で、双子のピーチクパーチク以外はだいぶ静かなリビングです。
私もさすがにこの時期は勉強してたかな。あれもこれもやるべき科目が多くて眩暈~と思っていたような。
でも受験生皆が同じように頑張って勉強するから、いくら勉強してもなかなか大変です。
男の子は何もブチブチ喋らずに黙々とやるので愚痴を聞くこともなく、家族は周りの環境を整えてあげるだけかな。新学期、皆子供たちも新生活で多忙ですが明るい未来に向かっていってほしいですconfident

春先の肌荒れ

春の花粉のピークを迎えて、顔の肌トラブルが多いこの時期です。
スギ抗原やほこりや汗皮脂が増えて顔や首の肌荒れがしやすくなります。皮脂の増加により面皰コメドも急に増えますが、過度の洗顔やピーリング的な治療薬によっても刺激が出やすくなってしまいます。このバランスが難しい時期です。
先日、ざ瘡(ニキビ)治療カンファレンスで、順天堂医局時代の先輩開業医である、角田美英先生の講演を拝聴しました。
ニキビ治療薬の、角層剥離作用の漂白剤ベピオゲルの最近の情報としては、:
*バイオフィルムを形成してしまうアクネ菌に対しても有効であること
*体幹のアクネにも有効であること
ということです。
バイオフィルム形成菌は、角栓(角質の蓋)を厚く作りやすく、細菌性リパーゼの活性が亢進して難治性であること、が特徴ですが、ベピオゲルはこのような難治性ニキビにも有効であることが報告されています。
ベピオゲルとディフェリンゲルの合剤であるエピデュオゲルは、ニキビの予防とニキビ瘢痕を予防しニキビ跡をも改善する外用薬ですが角田先生の臨床経験からは少量であっても顔全体に外用した患者さんの方が治りが良いそうです。
また、炎症期の赤ニキビには3か月までは、デュアック+ディフェリンゲルを、3か月以上経過したときは抗生剤の含まれるデュアックは中止として含まないエピデュオゲルへ変更することが多いそうです。
今の時期はベピオゲルやエピデュオゲルなどのピーリングゲルはカサカサ肌荒れを起こしやすいので、ごく少量をのばすようにする、15分経ったら流してみる、などの工夫が時に必要です。
スギ花粉のピークが終わったあと、今後今年に発売予定なのが、シダキュアという舌下免疫療法の錠剤です。従来のシダトレンは要冷蔵のパウチ状のゲルですが、シダキュアは常温保管の錠剤です。
保管が簡単であることと、5歳以上から使用できるのが大きな特徴です。
シダトレンで加療中の方でも切り替えも可能です。シダトレン1~2年目の方などは、今年のこの強い花粉の時期でもかなり有効性が高く、だいぶ楽、とおっしゃる方が多く、改めて良い薬だと感じます。
今後小児で花粉症状に早くも苦しんでいる方には朗報です。
また具体的な販売時期が決定したらお知らせしていきたいと思います。
とにかく今のこの時期は皮膚のバリアを弱めないように、洗いすぎない+摩擦かけない+保湿!+紫外線予防 を心がけたいと思います。
 
昨日子供の小学校の校庭開放当番で、違う学年のママさんと2時間ゆっくり育児談議を楽しみました。その方はまだ小さな男の子3人いらっしゃるのですが、ついつい長男にあれやこれや手をまわしすぎてしまう、それが長男の性格にも影響してしまうのではないか、と悩んでしまう事や、ご自身が5人兄弟姉妹の長女さんで実の妹や弟のことが大好きであるお話ですとか、5人を育てたご両親のお話などもうかがい、とっても素敵なママさんでしたdelicious
二人の結論は、子供がとにかく毎日楽しく小学校に通うだけで有難い、ということと、今は色々子育てを思い悩んだとしても子どもは自然に頼もしく成長していくものだということ!なるべくスキンシップやほめることを心がけること!何歳になっても大人になっても、母親に褒められるとなぜか嬉しいものですdelicious ついつい初心を忘れてあれやこれや望みがちですが、しつけとは別に、褒めてのばす!この気持ちを忘れずにdelicious 改めて実感できた時間でした、 ありがとう~heart04
feel cycleもジムも空手も、個の自分になれるかけがえのない時間です。仕事は最優先ですが、今年は高3受験生になる長男(親のできることは食事くらい?)と、益々口うるさくマセてきた娘たちとも逃げずに向き合っていきたいと思いますsmile

最近の新薬について

2月に入り乾燥もますます進む毎日です。とにかく空気もお肌も加湿して何とか乗り切りたい冬ですが、スギ花粉の症状も出てきて皮膚がより過敏になりやすいこの時期です。
先週いくつかの製薬会社さんの比較的新しめの薬について勉強会をしていただき新しい薬の効果効能を再確認しましたconfident
まず外用は、日本臓器製薬のヘパリン類似物質泡状スプレーですが、ヒルドイドと同じ成分の保湿をノンガスタイプの泡状にしたものです。やわらかい良くのびやすい泡状でベトツキもほとんどなく、ヒルドイドローションと同等の保湿力が確認されています。手軽に使用できるので台所などに置いて手のマメな保湿にも使えそうです。冷蔵庫でも硬くならないので夏場の保湿には冷やして使用もおススメです。
同じく日本臓器製薬の ケトコナゾール外用ポンプスプレーですが、頭皮の脂漏性皮膚炎の予防に有効なニゾラールローションと同じ成分が線状のスプレーとして出てくる薬です。
まっすぐな広がらないスプレーとしてでてくるため遠くからもポイント的に使えます。
 
次にニキビの塗り薬、エピデュオゲルですが、ピーリング効果のある2剤を合剤化したもので、抗生剤ではないので長期にぬっても問題ない薬です。慢性的にできてしまう面皰やニキビをできにくくするという意味でもニキビ跡をよりすべすべにする意味でもとても有効な塗り薬です。乾燥で赤くなったりカサカサする場合は15分経って洗い流すことも可能です。
乾燥が強くならないためも少しずつ塗る範囲を広げていくのもよさそうです。
 
飲み薬は、ビラノア、デザレックスやルパフィンなども比較的新しく有効率の高い抗アレルギー薬で、今後花粉症の方にも処方することが増えそうな新薬です。
ビラノアは15歳以上の方に処方できる眠気のない薬ですが、空腹時に内服した方が効果が強く、食事の1時間以上前、もしくは2時間以上後が理想的な摂取時間です。眠前や起床時、夕方などでしょうか。構造的にCO₂H親水基のため抗コリン作用もなくどなたにも処方しやすいのもうれしい薬です。
デザレックスは12歳以上に処方できるやはり眠気のないものです。立体構造がヒスタミン受容体のポケット全体によりよくカチッとフィットして外れにくく、長時間結合しているため強い抗ヒスタミン効果がでるといわれています。
ルパフィンはルパタジンフマル酸塩といういままでにはない新しい成分の抗アレルギー剤で12歳以上に処方できます。大きな特徴はアレルギー炎症で出てくるサイトカインのヒスタミンのみでなく、PAF(パフ)まで抑制することが出来る、抗PAF作用を併せ持つというのが大きなメリットです。蕁麻疹の紅斑や膨疹、皮膚炎の痒みを強く抑制する効果が期待できます。
ビラノア、デザレックスは長期処方できるようになったのが最近であるので今後内服される方が増えるのではないでしょうか。ルパフィンはまだ新薬で14日処方ですので、急性的に蕁麻疹の出た方などには良いかもしれません。
今年の花粉もボチボチ症状の出る方が増えてきています。私自身は今のところ花粉症はありませんが、でも今後のホルモン過渡期に急に発症する方もいらっしゃいますし、いずれお世話になるかもしれません。たかが花粉症ですが鼻・目の症状ともに症状が強いと毎日のQOLは下がりますし掻くことなどでも皮膚にも負担がかかります。
その方その方の年齢や症状、に合わせて従来の薬に加えて選択肢が増えるのは嬉しいことですconfident
あっという間に2月もあと半分、寒く乾燥する日々です。
毎日、仕事・運動・両親へのわずかなヘルプそして子供の世話・家事を繰り返す日々ですがそれぞれが譲れず大切。実家の母に手助けすると、申し訳なさそうにするのが少し悲しく、必ずまだ私を気遣ってくれるのが母らしくて嬉しく、小さい頃は厳しかったけれど愛情を注いでくれた事を改めて幸せに思います。後悔のないように!出来ることをしていきたいと思います。義父母にもできれば同じようにdelicious
 
冬季オリンピックも中盤、昨日は羽生結弦選手が期待通り金メダルでクリニックでも大いに盛り上がりました。スケートの美しさのみでなくあの真面目で謙虚な振る舞いと後輩を思う優しさと何よりあの笑顔が誰でも皆大好きです。さぞご両親も謙虚で素敵な方なのだろうと推測します。子供は親の姿をみて育ちます。まずは自分自身!ですねconfident

ニキビ治療シンポジウム

マルホさん主催のエピデュオゲル発売1周年記念講演が本日あり、全国の皮膚科医400人以上が集まり4名の先生のご講演を拝聴しました。
2016年のデータだとニキビ患者さんの病院受診率は17%であり、以前よりも上がっているものの、患者さんの満足度は60%で以前より上がっていません。新しい外用薬が出ているものの、副反応の出現なども含め新しい外用の指導が少し不十分かとも考えられます。
ニキビ菌の抗菌剤耐性菌が日本でも、2015年のデータで50%とこの5~6年で3倍近く増えていて、抗生剤の多用が問題となっています。特に皮膚科専門医以外の他科の医師の処方も抗生剤処方が多く、維持療法への移行がなされていないのが現状です。
ですから皮膚科医が自ら漫然と抗生剤に頼らず、ニキビの手前の面皰(コメド)の状態で積極的に治療をすすめ、炎症期にもっていかない、万が一炎症期になったら適切な抗生剤や外用を短期間使用し、予防薬や瘢痕治療薬に切り替えていく必要性があります!
そこで重要な塗り薬が、ベピオゲルとエピデュオゲルです。
ベピオゲルの特徴の新しい情報は、従来の
・耐性菌を作らないだけでなく
・15分間の塗布時間で殺菌作用を発揮する。 また、
・バイオフィルムを形成するアクネ菌にも有効である。
・顔のみでなく体幹のニキビにも有効である。
ということでした。
ですから、まず、乾燥あかみなど副反応が強くでやすい方は15分塗布した後洗い流してもらう(short time therapy)ことができる点と、従来の抗生剤が効かないときに考えられるバイオフィルムをもったニキビ菌はフィルムの中で菌の増殖速度が減少するのですが、抗生剤は菌の増殖期にしか効かないのですが、ベピオゲルは菌のいつの時期でも効くため、バイオフィルム形成菌に対しても効果が出てきます。
また、ベピオゲルはコメド面皰に対しても2ヵ月使用によりゆっくりとですが改善傾向がみられます。
次にエピデュオゲルですが、角層剥離作用と、角質菲薄化作用の薬が混合されているものなので赤み乾燥などの副反応がでやすい薬です。副反応が出ないようにするには、
・保湿剤の先塗り
・塗る量を少なくする
・15分経ったら洗い流す(short contact therapy)
などが勧められていました。
副反応が出やすい20~30代の皮膚の敏感な女性には、ゆっくりと、少量ずつ、がおススメのようです。
ニキビやニキビ跡は塗り薬でも良くなる時代になりました。 ニキビがあることにより自分に自信が持てなかったり、異性に積極的になれなかったり、若い方は特に生活が変わってきてしまうことを実際診察時によくうかがいます。そういう方を励ましながら、治療の意欲を持ってもらいながら、よりきれいな肌になる有効で、かつ安全な治療方法を提供していきたいと強く感じましたconfident
2018年がスタートして、またあっという間の1週間が積み重なりあっという間に1か月が過ぎていきそうです。先日小学生低学年の患者さんが毎日があっという間で、と言っていたのには爆笑でしたsmile 確かに今の小学生は多忙な毎日ですね、大人と同じ、いや、それ以上?
子供も大人も毎日同じような多忙な一日の積み重ねですが、その中で小さな幸せを見つけていきたいと思います。患者さんからありがとう!と言われたり信頼してます!と言ってくださることは何より幸せですが、子供が食事を美味しい、と言ってくれたり、両親からありがとう、といわれたり、以前は漕げなかったfeel cycleのプログラムが楽に動けるようになったり、とか、少しずつの幸せな気持ちを大切に毎日穏やかな気持ちで過ごしていきたいと思います。
空気も乾燥し体調も崩しやすい日々ですが、適度な緊張感を維持しながらホッとして風邪などひかないように毎日過ごしていきたいと思いますdelicious
 
 

汗とアトピー性皮膚炎

2018年が始まりました。年末年始は久しぶりに東京でしたが、普段通っているジムが2か所ともお休みのため普段よりグンと運動量が減り体が重ーくなった気がします。年始も開いているゴールドジムでトレッドミルを走りましたが普段かく汗の量には比べ物にならず体がすっきりとしませんでしたcatface 汗をしっかりかく、ということは気分リフレッシュだけでなく体の循環や代謝を高めるためにも欠かせないと改めて実感しました。
今月号の皮膚科の雑誌の“アトピー性皮膚炎の新時代”の特集のなかで大阪大の室田先生のご専門分野“汗とアトピー”があり、最新の情報を確認しました。
 
汗は、ダニ抗原などのプロテアーゼ活性を抑制する効果がありアレルゲンの影響を軽減すると考えられますがその抑制効果は時間の経過とともに損なわれるため、この汗のメリットは発汗の初期に限られます。
皮膚の恒常性を保つために必要な汗の量以外の余った汗は皮膚表面に長時間そのままにするとマイナスの影響を与えます。
長時間汗孔が閉塞してできる汗疹アセモの場合そのアセモ部位はその数日間は無汗となってしまうことも分かっています。
またアトピー性皮膚炎では、皮膚炎症皮疹部位に一致して汗孔が閉塞していて汗をかきにくくなっていることが分かっています。ほとんどのアトピー性皮膚炎では発汗量の減少と発汗までの時間の延長が認められます。つまり、汗は少しずつ時間をかけてゆっくりと排泄されるため乏汗状態であることが多く、この乏汗が皮膚に熱をこもらせ、乾燥させ、抗菌力を低下させるため、皮膚炎症状を悪化させてしまいます。
皮膚の恒常性を損なわないためには、適切に汗をかく、ことも大きな目標となるのではないかと考えられます。
一方で、汗をかくと痒くなる、ことも確かにあります。
アトピー性皮膚炎の皮疹炎症部位の汗は、汗管の先端から外に出ずらく代わりに汗管の途中からヨコの組織に漏出してしまうことがわかっていてそれにより、発汗時の異常感覚(かゆい)につながるのではと思われます。
ですから、汗をかくと痒い方では皮膚炎の症状をしっかりコントロールすることがすすめられます。
また汗をかくと、皮膚表面の抗原や環境因子が汗に混入するためにアレルギー反応を生じその刺激が痒みを起こすことも考えられます。
ですからどちらにしろ、余計な汗を放置せずにシャワーやおしぼりなどで汗を残さない・綿素材を着て皮膚に汗を残さないことが大切です。
冬は汗もかきにくい時期ですが体を中から温めるには程度な運動などで汗をかくこと、を継続していきたいです!
この年末、美容院で“ララランド”を観せてもらいましたdelicious 美容師さんの解説付きでdelicious
普段なかなか大人の映画は観る機会がありませんが、今年はおススメの映画は一人でも観にいきたいと思いますconfident
また大切な一年間、人との交わりを大切に、思いやりを大切に過ごしていきたいと思います。

乾燥肌からの経皮感作

12月に入ってからとにかく皮膚の乾燥が日に日に強まってきます。

フィラグリンと皮膚バリア、アトピー性皮膚炎の治療薬について大塚篤司先生の記事をチェックしました。

皮膚の乾燥が進むと皮膚バリアが障害されアレルゲンが入りやすくなりますが、それは単に壊れたバリアを抗原が通過するわけでもなく、皮膚表面の様々な信号をうけた角質細胞が活性化してサイトカインを産生し、それにより表皮の内側に存在するランゲルハンス細胞が突起の先端を伸ばして抗原を中に取り込むことが分かっています。

またフィラグリンなど皮膚バリアを司る遺伝子変異があったとしてもそれだけでは経皮感作は進まず、後天的な角層バリア障害があると初めて経皮感作が成立します。
つまり、石鹸の過剰使用やエアコンによる乾燥、環境アレルゲン(花粉ダニなど)の侵入、掻破などにより、より角層バリアが弱まりアレルギー炎症の下地をつくることになります。

現在20%以上のアトピー性皮膚炎患者の方にフィラグリン遺伝子の変異があるといわれていますが、変異がなくてもアトピーの方のほぼすべてでフィラグリンの発現が低下していることから、フィラグリンの発現量がアトピー性皮膚炎の発症に重要であるのは間違いありません。

ですから、フィラグリンの発現を亢進させて皮膚バリア機能を亢進させることがアトピー性皮膚炎の治療に結び付くと考えられます。

アトピー性皮膚炎の炎症に関与するサイトカインの産生には、JAK(ジャック)やSTAT(スタット)などのシグナル蛋白が関連していますが、JAK阻害剤(JTE052)を外用させるとフィラグリンの発現を亢進させて皮膚バリア機能を改善させることがわかり、外用剤としての新治療が期待されるところです。
プロトピック以来のアトピー性皮膚炎の外用薬、期待したいです。

どちらにしろ、石鹸で洗いすぎない、使用しない、皮膚を擦らない、ことは皮膚バリア機能を障害させない点で何より大切です。また冬でもきちんと汗をかいて皮膚に水分を補うことも大切です。

本来ヒトは外界の抗原から守る優秀な皮膚バリアを持っているのですから、せっかくのバリアを壊さない、バリアを守るべく、刺激の回避と保湿スキンケアが何より大切ですconfident

あっという間に年末あとわずかです。忘年会などで仲間や友人と話したり飲んだり、楽しい時期でもありますね!一年を振り返って、反省だけではなくそれなりに頑張った自分を認めてあげることによってまた来年のパワーにしたいと思います。
私の来年の抱負は、今年に引き続き“何事も一生懸命にベストを尽くす”。
ありきたりですが、“とにかく後で後悔のないように”体が動くまだ40代を、毎日楽しく過ごしていきたいです!
色々やることも増え、体がいくつあっても足りない40代後半に突入しますが、色々考えすぎず、全ては‟後悔のない”未来の自分のために、その時々の時間のベストを尽くしたいと思いますdelicious

シミの悩み

冬に入ってからシミの相談を受けることが多くなりました。夏の紫外線の後フっと自分の素顔をみると気になるシミ、年齢とともに薄くしたい、治したいという気持ちがとっても共感できるようになりました。先日購入した医学雑誌の中の順天堂浦安の須賀先生の記事をチェックしています。
お手軽にスタートできる美白の外用では、肝斑や炎症後色素沈着がレーザーが効きにくい分塗り薬が第一選択となります。メラニン生成を抑制する美白剤(塗り薬)はメラニン色素のコントロールが可能であっても色素細胞や母斑細胞を減らすことはできないため、黒子などのホクロや後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)などの、真皮に病変主体があるアザに近いものの場合は外用は効果がうすくレーザーなどが必要になります。
・合成前の色素細胞への情報伝達を抑制するもの: トラネキサム酸・カモミラ
・メラニン合成に必要な酵素であるチロジナーゼ活性を抑制しメラニン産生を抑制するもの:  ハイドロキノン・アルブチン・エラグ酸
・表皮で作られたメラニン生成物を還元して脱色する場合: ビタミンⅭ誘導体
・合成後のメラノソームの色素細胞から表皮細胞へ転送することを中止するもの:ニコチン酸アミド
・メラニン合成後に表皮ターンオーバーを促進して表皮に溜まったメラニン色素の排出を促進するもの :レチノイン酸、グリコール酸
いわゆる普通のシミである老人性色素斑はQスイッチレーザーが効果的で、当てた後、痂皮ができますが1週間後から痂皮がとれ、その後うすくなります。
私自身は肝斑の一部が右頬にあるのですが、ハイドロキノンは塗ると赤くなってしまうためかえってほとんど塗らず、摩擦をかけない・触らない、ようにしつつ、運動で代謝を上げて皮膚のターンオーバーも上げるようにこころがけています。
 
肝斑は30~50代の女性に好発する色素斑で、頬、前額部、口周りの褐色色素斑で、ホルモン(ⅯSHメラノサイト刺激ホルモン、プロゲステロン、エストロゲン)の上昇によってメラニン産生が増加することが原因であると考えられます。
また、肝斑病変部では慢性の紫外線暴露でみられる光老化の病理像と、メラノサイトにおけるメラニン産生が亢進し、メラノサイト自身も数が増加していることがわかっています。その上、肝斑病変部では角層が薄くなり、角層バリア機能不全や毛細血管拡張まで見られるため、とにかく、遮光、そして、皮膚表面への摩擦やバリア破壊を特に気を付けながら、適切な治療をしていくのみです。
いわゆる普通のシミ(老人性色素斑、嫌な名前ですね)は、慢性の紫外線暴露によりDNA損傷と慢性の炎症がおこり、ケラチノサイトや線維芽細胞が異常化してメラノサイトを活性化し、過剰なメラニンの蓄積を生じさせることが本態と考えられています。
また、老人性色素斑を生じやすい素因がある方は、紫外線暴露により遺伝子変異も生じていますが、その遺伝子は、日光暴露によりシワやたるみが生じやすい方とは異なる遺伝子であるそうです。
 
シミといえども種類は多数。種類によって適切な治療をおこなって今より薄くなれば自分自身の気持ちがもっと前向きになってより輝ける事と思います。年齢を重ねた女性も男性も、シミや見た目だけでなく、自分自身に自信を持ち輝けることは永遠の理想です。
 
若いときには思いもしなかった皮膚の悩みも今は色々な様々な治療が選べる時代です。
紫外線の弱いこの時期に適切なケアをしてシミを少しでも薄くしていくのも良いですね。
 
年度末で子供の期末テストや面談などの時期です。高2長男は最近ようやく勉強モードになってきて、親の出る幕は本当にない感じです。担任の先生の親面談で、最近急に勉強モードになってきて、というと学校高2全体がみんなそんな雰囲気です、ムスコさんだけではないです、と言われましたcoldsweats01 自分の若かりし高2時代を思い出し、将来の夢や未来にむかって友人たちと勉強してたな~色々将来について真面目に考え様々思っていたな~と懐かしく、そしてうらやましくなります。
子供は未来明るく何でもありで、こちらまで明るくしてくれていいですねconfident
私自身も、明るい未来、とまではいきませんが、自分を少しずつ成長させていければ。
皮膚科でも新しい治療や情報を知識として入れるのはもちろん、開業医として何でも相談できる安心感・信頼感のある人になりたいと思います。
大学病院時代の上の先生方の外来では、学識が深いよりも、聞き上手で何でも相談できるような、そして安心感のもてる先生が患者さんに人気があり、なんでだろう~と考えたりしましたが、今になってよくわかるような気がします。
その雰囲気や人間性などを含めて、会いたい、かかりたい、と思える先生であったのだと思います。皮膚科以外も勉強ですdelicious
 
feel cycleでも、BB3という一番上の段階のプログラムを先日参加しましたが、今回はとてもスムーズに楽しく漕ぐことができて、少しだけ自信が持てるようになりました。インストラクターの方もおっしゃっていたように、私がBB3を漕ごうと選び、 ここに来たことを感じ、自分で選択した事と、漕ぎ切った事に自信をもってさらに挑戦していきたいと熱く思いましたconfident
 
年末まであとわずか、色々予定が立てこみ慌ただしく過ぎてしまいがちですが、睡眠の直前は目を閉じて頭を無にして、良質な睡眠sleepyをとりながら毎日を過ごしていきたいと思いますconfident
 

蕁麻疹の新薬オマリズマブ~ゾレア~について

秋は学会シーズンです。昨日も診療後、京王プラザで行われている日本皮膚科学会の講演を聴きにいきました。
蕁麻疹の最新のくすり、抗IgE抗体注射剤である オマリズマブ(ゾレア) についてNTT病院の五十嵐先生のご講演を聴講しました。五十嵐先生のお話はいつも率直でわかりやすく本当に参考になります。
 
慢性蕁麻疹の定義は欧米に合わせて6週間以上継続する蕁麻疹、となりますが、その54%は原因不明(多因子)であって、アレルギー性の原因で発症する割合は5%という報告があります。
たかが蕁麻疹ですがアンケートによると発症者のQOL低下は、乾癬・顔面ざ瘡・白斑についで4番目に多く、慢性で長期にわたると患者さんの苦痛はより強くなります。
欧州のガイドラインでは
1.第二世代抗ヒスタミン剤
2.抗ヒスタミン剤4倍量増量
3.オマリズマブを追加
4.シクロスポリン(免疫抑制剤)を追加
とステップ3に入っていますが、日本でも近々改定されるガイドラインではステップ3に組み込まれる予定だそうです。
日本の報告では、重症蕁麻疹の方へオマリズマブ(ゾレア)300㎎を4週間に一回注射して3回行った場合、65%の方がコントロール良好となり、3分の1の方が全く症状がなくなりました。特に大きな副作用もあまりなく安全性も高いので期待できる薬ですが、薬価が高めで、3割負担の方で一回300㎎の注射で自己負担が約28000円となります。4週間に一回、頻回に定期的に行うには若い方にはやはり高額です。
また、ゾレア注射の最終投薬から約8週後(約2ヵ月ちょっと)から症状の再燃しやすく、12週間後には症状がもとに戻りやすくなります。
またその後に再投与した場合、9割の方がコントロール良好に戻ります。
有効性はそれぞれ個人差がありますが、難治性の蕁麻疹の方には、ゾレア、期待できます!
 
学会会場では皮膚科の最新医学雑誌が販売されていますのでいつも購入するのですが、今回は、皮膚科治療薬処方ガイド最新版(Derma)と 日常皮膚診療の極意と裏ワザと 手湿疹トリートメント(実は患者さん数はとても多い)と 美容部門・美肌をつくるサイエンス“ベラペレ”の中の“たるみ”特集と“シミ”特集版の計5冊を購入しました!
普段なかなかじっくりと読めませんが、年末年始のお休みにでもじっくり読んでいきたいと思います。 
 
学会後は順天堂皮膚科医局時代の先輩方と恒例の女子会で、外苑前の“赤ほう亭”に伺いました、少し隠れ家的な懐石料理のお店で美味しいお食事を気心の知れた先輩3人とほっとできる時間を過ごさせていただきました。皮膚科の話はわずかで、年齢を重ねた女性としての生き方や楽しい恋愛話など、お互いの性格もわかっている先輩方とほっこりとした時間confident 感謝ですheart04
 
ジムや feel cycle でも、人気のあるトレーナーさんは多くの人を惹きつける魅力がありますが、共通した魅力は、真面目な向上心と、人への気遣いやちょっとした声掛け、そして誰へも平等で同じ態度だと思います。その方々の魅力を少しでも見習いながら思いやりのある人間になりたいと思います。そのためにはキツキツに生活しすぎない、少し何も考えないようなボーッと無駄な時間も大切なのかも、と思います。自分の心に余裕がないとなかなか人を思いやる余裕もなくなりそうです。瞑想までいかなくても、パソコンやスマホを見ないで目を閉じてみる、無の時間を大切にまた一週間過ごしていこうと思いますconfident
 
 
 

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