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2018年4月

乾癬オテズラ勉強会

紫外線が強くなり眩しい日中です、ハズかしながら日傘とっくにデビューしています。はるか昔の大学テニス部時代には、日焼け止めを塗りまくり‟白カベ″と冷やかされていましたが 今の時代ならばシロカベ、が男女皆当然、そこまであだ名もつかなかったかも、と時代の流れを感じます
先週土曜日、乾癬の新しい内服薬オテズラについての勉強会があり、三田皮膚科の神田先生のご講演をうかがいました。
乾癬の方のQOLの低下の多くはカサカサのリンセツと痒みですので乾癬の治療では、リンセツと痒みを制することが重要です。マーデュオックスなどの外用もありますが、面積が広い場合、頭皮や爪病変などは内服が有効です。
乾癬病変部の免疫細胞や表皮細胞ではシグナル伝達を調整するPDF4という酵素が過剰に発現し、炎症性メディエーターの産生が亢進していますが、オテズラはこのPDF4を阻害することによりメディエーターの産生を抑制して炎症反応を抑えます。爪や頭皮などなかなか難治性の部位に効きやすく、体重で投与量が変化せず、副反応も少なく処方する側としては処方しやすい薬です。ただ効果が出るのまでの期間は個人差があり、12週(約3か月)内服して効果判定することがすすめられます。ローリスク・スローリターンの薬ですので、2~4か月は続けてみることが良いそうですが、薬価がシクロスポリンより高いため、継続にはある程度の薬代がかかり、唯一のネックとなりそうです。
また、効果が出た後の薬の減らし方、やめていくタイミングなどはこれからの論点になりそうです。
乾癬患者さんは外見上と痒みリンセツと想像以上に日常生活が制限されますので、全体に効く内服の選択肢が増えることは嬉しいことです。
会にご出席されていた慈恵医大前教授で現在ご開業されていらっしゃる上出先生が、乾癬患者さんの治療目標は“better than now”ですよ、とおっしゃっていらっしゃいました。寛解状態にまでいければもちろんベストですが今よりより良い状態にコントロールすることがまず目の前の目標です。そのためには体に負担ない範囲でよい状態を保っていく内服薬や注射剤(生物学的製剤)が増えることは喜ばしいです、あとは薬代(まだかなり高額です)ですね。
上出先生はご開業先(ひふのクリニック人形町)でアトピーカフェや乾癬カフェを日曜日に開かれていて患者さん同士の情報交換の場を開かれていらっしゃるとのことで本当に臨床医師として尊敬もうしあげます 
 
昨日土曜日のよる、また大学のちがった同期仲間と集まりました!卒業20年以上たった今、卒業以来会う同期もいましたが、変わらない~ 一気に時間が舞い戻り、大学時代の楽しかった話を。昔が懐かしく本当にトシを実感します。また20年後に皆で集まるなんてことも想像していなかったな。
美容形成の院長である同期が(男性だけどお肌さすがつやつや綺麗!)無料診察してくれて、しわはまだ少ないけど眼瞼の上瞼の左右差がありいずれもっと下垂してくる、それを補おうと対症的に~筋が使われていずれ額にしわが増えてくる、いつかは眼瞼下垂治した方が、と細かくアドバイスしてくれました!専門的過ぎてすべては理解できなかったけれど、今の技術では本当に骨格にそった治療でより良くなるらしいです。まさにbetter than nowですね、私はkeep nowでも精一杯ですが
 
先日娘のひとりに、仕事以外で何やってる時が一番幸せ?と突然聞かれました。あなた達の寝顔を見てるときよ、と一瞬計算した自分がいましたがそんなウソはもうバレるお年頃です、正直に答えようとする前に“feel cycle してる時でしょ”と見破られました。それだけでなく、いろいろ考えると、やっぱり運動してる時とすべて一日終わってお布団に入る瞬間かな~と言うと、わかるわかる~!その瞬間もう寝れる~と思うと気持ちいいよね~。私の小学時代そんなもんだったかな、忙しいのね今の小学生と少しかわいそうになりました。
一日仕事が終わって、よる納豆ご飯と豚汁を食べるとき、気の合う仲間と楽しく食事する時間、子供が帰宅するやいなや公園に友達と遊びって来る~と飛び出すのを見送る瞬間、当たり前のようなこの時間が幸せ、と感じます、歳とった証拠です
でもまだまだ元気で体が動く40代も多分もうあっという間、子供たちに関わり子供に“遊んでもらって”いる時間もあと僅かですので悔いのない“自分”のための40代を残り過ごしていきたいです

保湿と皮膚バリア

今年は花粉症も症状が強く出る方が多く、春は気温差も大きく顔の皮膚トラブルを生じやすい時期です。単なる花粉皮膚炎の方や、皮膚の代謝低下による脂漏性皮膚炎や微小面皰(ざらざらした肌荒れ)、また気温差や紫外線により‟酒さ”など、様々です。私自身もこめかみのあたりがいつもよりヒリヒリ過敏になり、化粧のノリが悪くなったり、小さなイボが出来てきたり(それは年齢かな)、ニキビもできたり肌の些細な不調を実感します。
花粉や様々なアレルゲンが顔の皮膚経由で体内に入りやすいこの時期は、とにかく保湿により皮膚のバリアを強くして自分の肌を守っていきたいです。
皮膚のバリア機能についての秋山真志先生と堀向健太先生の記事を再度チェックしました。
皮膚のバリア機能には、
中⇒外バリア:体内の水分蒸発を防ぎ皮膚水分量を保つ
外⇒中バリア:ダニほこり花粉などのアレルゲンの侵入を防ぐ
の2種類があります。
バリアの主体を務める角質細胞の間を埋める脂質の半分はセラミドですが、この脂質は石鹸などの界面活性剤により溶け出して減少するとバリア機能は低下してしまいますし、また、湿疹や炎症がおこると角質の重要成分フィラグリンが減少して脂質の層も乱れてしまうのでバリアが弱まります。ですから、一度炎症が起こった皮膚は一回炎症を抑えてからセラミドなど脂質を補いバリアを補強することが大切です。
 
化粧品でも油分やセラミドを補い、脂質を補強して中⇒外バリアを補強するものを使用するとよいと思います。保湿力が強い化粧品ほどベタベタ感が増しますが、これから夏にむけて特にバリアの低下しやすい部位(例えば目の周りや口周り、首など)だけはしっかり保湿する、など年齢や肌質にあった保湿方法でよいので、一年中継続していきたいです。
 
子どもへの保湿も同様で、アレルギーのハイリスク新生児に対して生直後より保湿剤を全身塗布した群と保湿剤を塗布しなかった群を比べた実験では、保湿剤塗布群が有意にアトピー性皮膚炎の発症を予防できたという結果は有名で、現在は出生直後より保湿剤の使用がすすめられています。
 
最近アトピー性皮膚炎の発症では‟ダブルスイッチモデル”が提唱されています。
アトピーの発症には、①もとに戻れる可逆的スイッチ①、と、②もとに戻らない非可逆的スイッチ②、と2つスイッチが存在し、炎症を発症させる①スイッチが高頻度に押されることによって非可逆的なスイッチ②がonになりアトピー性皮膚炎を発症・増悪させるという、という概念です。
ですから、保湿剤の外用などによりスイッチ①が入る頻度を減らして、非可逆的な②スイッチがonにならないように、やはりとにかく幼少時から保湿してバリア機能を低下させないことがやはり重要です。
保湿剤、わかってはいるけれど大変です、最近のデータでは入浴後すぐ塗らなくても、保湿力に差がないことも言われていますので、あせらず塗れるタイミングで十分です。
私自身は歳とともに香りのあるクリームの方が塗りたい、と思って毎日塗るようになるので、好きな香りのクリームを塗るようにしています。塗るタイミングや塗るものはひとそれぞれ、毎日継続が何より大切です
 
先日久しぶりに大学時代のテニス部男女同期が揃って集まりました。昔の仲間、良くも悪くもすべて知ってる仲間、良いですね 私も第一声、‟その歳でピンクのキラキラカチューシャ、ありなの?”と言われました(笑)。昔皆で一緒に行った旅行の話やら厳しかった部活の話やら。昔を振り返るようになり年齢を感じますが、お互いにとっては皆変わらず、厳しい部活を通した仲間は本当に懐かしく大切です。いつまでも皆、健康で過ごしていきたいな~、と思いました。
 
学生さんの新学年も始まり、親たちは春休みが終わって嬉しいやらでも毎日多忙な新学期が始まりました。我が家の長男も高校最終学年、あっという間です。最近はさすがによく勉強しています。リビングに勉強道具が散りばめられ、ソファーでやったり机でやったりリビングの床で寝転がってやったり、とやりたい放題です。お陰で周りはテレビも音楽も遠慮気味で、双子のピーチクパーチク以外はだいぶ静かなリビングです。
私もさすがにこの時期は勉強してたかな。あれもこれもやるべき科目が多くて眩暈~と思っていたような。
でも受験生皆が同じように頑張って勉強するから、いくら勉強してもなかなか大変です。
男の子は何もブチブチ喋らずに黙々とやるので愚痴を聞くこともなく、家族は周りの環境を整えてあげるだけかな。新学期、皆子供たちも新生活で多忙ですが明るい未来に向かっていってほしいです

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