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2018年11月

関節症性乾癬について

11月に入り乾燥と気温の低下がみられ、乾癬の症状が悪化しやすい冬です。
先日乾癬の生物学的製剤の注射剤“コセンティクス”のマルホさんにコセンティクスが有効な関節症性乾癬(PSA)について勉強会をしていただきました。
乾癬の患者さんの、何人かひとりは関節症性乾癬、つまり、手足の先に近い関節に腫れや変形・痛みを生じたり、アキレス腱などの付着部に痛みや腫れがでたり、肘や肩、股関節の炎症痛みが出てきたりします。
この関節症性乾癬の原因は乾癬と同様にはっきりとはわかってはいませんが、
・免疫異常のが生じやすい遺伝的な要因
・外的な刺激(風邪、扁桃炎、冬、薬、飲酒たばこ、食生活など)
・内的な刺激(ストレスや肥満・高血圧・高脂血症・糖尿病など)
が合わさって免疫の異常が生じ、主には“IL17”というサイトカインが異常に活性化して、乾癬の皮膚症状や関節症状(PSA)が生じていることがわかっています。
関節症状は知識がないと乾癬と結び付けにくく、関節症性乾癬(PSA)の診断までに平均3年半かかってしまうという報告もあります。
医師側も患者さん側もきちんとこのPSAについて知っておくことが必要です。
現在難治性の乾癬や関節症性乾癬の治療としてこのIL17を阻害する注射剤で自己注射できる薬が出ています。(日本イーラリーリリーのトルツ、マルホのコセンティクス)
自分で自己注射できる薬なので患者さんにとっては使いやすい薬です。針も見えにい構造で太ももなどにあてると自動で薬剤が注入される安全で使いやすい構造です。デモ器をお借りしましたがカチッと音のみ出ますが針が見えない構造で患者さんも打ちやすい薬です。副作用は鼻咽頭炎や風邪、頭痛などで特に重大なものはありません。
コセンティクスは一回2本(300mg)使用し、1週間ごとに5回注射、その後は月1回(4週ごと)に投与します。
3割負担の方で一回2本あたりが 43879円、1割負担の方で 14626円ですので薬価がかなりかかります。高額療養費制度や健康保険の付加給付を利用すると少しは戻ってきますが、それでも医療費がかかります。
その分効果はある薬剤ですので難治性の乾癬の方や関節症性乾癬の方には待望の薬剤です。
昔と異なり、乾癬はこの数年で生物学的製剤が各種登場し寛解状態を保つことができるようになってきました。副作用の少ない生物学的製剤も増えてきて自己注射もできる時代になり、あとは少し高額な治療をいつまで継続できるか、ということです。皮膚症状悪化時や関節症性乾癬の悪化時はこうした薬剤を使用してあとは通常の治療にもどすことが現実的かもしれません。
どちらにしろ、きちんと関節症性乾癬という病態の知識とコセンティクスなどの生物学的製剤治療の選択肢をお伝えする事が大切だと改めて感じました
先月たまたま時間が空き、いつものジムでヨガのレッスンを受ける機会がありました。毎週それ以降継続して習っています。
ヨガなどのゆったりした動きは合わないと思い込んでいたのですが、その時の自分の気持ちのタイミングとも合ったのか、若くて素敵な、しかも理論的でわかりやすいヨガの先生に1時間2~3人の少人数で教えていただくこの時間が大切です。
私自身も歳をとり、いろいろ感じ方も変わってきたんだな、いろいろやってみるものだと改めて実感しました。
feel cycleや空手の動きの大きい時間はそれだけで集中できますが、ヨガのゆっくりとした動きでは、本当に頭を無の状態にして行うことの難しさを感じます。先生のとても落ち着く素敵な声の下で少人数で集中できる1時間、終了時に“この穏やかな心が一時間でも長く続きますように”と言って下さるのですが本当に続いて欲しい~!と思いながら名残惜しく現実に戻ります。
まだまだカジったばかりですが出来れば続けていきたいと思います
受験生の長男は最後の志望校を決める模試を受けたりより受験生らしくなってきましたが、東京を離れて一年でも寮生活のある大学は受けない、などと言い出し、都会っ子!長い目で見て受けなよ~と親としては少し言っちゃうのですが、受けるのは俺!勉強してるのも俺!と口出せない雰囲気です。まあそうですね、本人ですね。この先長い人生、親の人生ではないし自分で決めて自分の責任で進んでいってほしい。不安にもなりますが最終的には全部本人にお任せです。だんだんと子供の人生は親とは別れていくのだと思います。
今月は双子の誕生会と称して両方の両親と計9名で毎年恒例の家族写真を撮る予定です。親4人とも各々いろいろありますが、今年も9人そろって撮れそうなことに感謝して残り少ない11月、12月をなるべく丁寧に過ごしていきたいと思います

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