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2020年5月

フソバクテリアと口囲皮膚炎について

日曜日に日焼けどめのみ塗って家にこもっていると、美容院に行けず伸びきった髪の毛が横顔にフサフサくっついたりチクチクしたりしてとってもかゆくなります。このムズムズの不快感はかえってお化粧してパウダーファンデ塗った方があまり感じず、休日の気の緩みのせいもあるのかもしれませんが、今からの梅雨時に気になります。最近はマスクの中で口の周りが荒れたりかゆくなったりする方も多いですが、しばらくこの夏はマスク必須が考えられますので改めて口囲皮膚炎(狭義の)について石黒直子先生の論文を見直しました。

口の周りに毛包脂線系の毛穴に一致した細かい炎症性丘疹が出来る症状で、日光・細菌感染・ニキビダニ・化粧品や保湿剤の誘因・生理前などが組み合わさって発症すると考えられていましたが、最近はフソバクテリアという嫌気性菌が病変部に高率に検出され関与が考えられています。主に腸管や口腔内に存在する菌です。健常人や脂漏性皮膚炎・アトピー性皮膚炎部位には存在しなかったことから、口囲皮膚炎独自の病態との関連が考えられ、治療もミノマイシンやβラクタム系抗生剤(ペニシリン系セフェム系など)の内服が効果的です。

口囲皮膚炎は、口の周りに時に赤い斑を伴って小さな毛包性の丘疹が細かく出来て、カユミやヒリヒリを伴うこともあり、マスクの下に発症するとなおさら悪化しそうです。ミノマイシンなどを1~2ヶ月内服するときれいに治ることが多いですので安易にステロイド外用を続けず、正しい診断と薬がなにより大切です。
顔の皮膚はニキビダニやフソバクテリアや表皮ブドウ球菌やニキビ菌など多く、またお化粧品やスキンケア製品やマスクの接触や花粉やホコリ・PM2.5などの外的刺激の侵入や洗顔などの摩擦やバリア破壊も起こりやすく細菌叢の乱れが生じやすい部位です。

日光ケアと摩擦や洗顔によるバリア破壊に何より気をつけながらマスク生活を続けていかなくては、と思います。

隔月に届く美容雑誌の今回の特集は"男性美容”でした。シミや汗や脱毛・AGA・ニオイなど。最近は男性でも美容皮膚科を受診される時代ですので、ご高齢の方でも髪の毛が増えたらシミ・シワも、脱毛も、とニーズが増えて生き生きと若々しく変身される時代です。

男性は女性ほどは年齢によるホルモン減少がなさそうなイメージですが、堀江重郎先生(順天堂泌尿器科)のお話によると先進国ほど加齢によるテストステロン分泌減少の方の割合が高いそうでストレスなどの関与が考えられているそうです。
テストステロン分泌低下による男性の心身の不調は、ある年齢になって目標が達成できなかったり、成果が得られなかったりすると起こりやすくなります。加齢男性性腺機能低下症候群(LOH症候群)は"心”の症状と"体”の症状があり、それぞれ"なんとなく調子が悪い”、"やる気がでない・憂鬱”、"筋肉痛がある”、"頻回に尿意がある”、筋肉量が減り太る、下を向くことが増えて目の間が縮んで顔が丸くなるなども起こりうるそうです。

テストステロンが減少すると毎日が楽しくなく意欲がわかず、何事にも億劫になります。逆にテストステロン分泌を促進するには、運動や睡眠でストレスをためない、目標を達成したり成果を得ることと関連することから、"自分を褒めてくれる場所に身を置く”が最も効果的だそうです✨✨ 誰かに褒めてもらわないとテストステロンは下がっしまう!そうです。
私たちが最も望む、単なる長寿でなくて"自立した健康長寿”のために大切な"筋肉”と"意欲”の二つにテストステロンは大きく関わっています。
女性のホルモン補充療法と同じように、男性にもテストステロン補充療法が行われているのも納得です。

家庭をもつ男性はなかなか家庭内では褒めてもらえない?かもしれませんので家庭以外の職場や趣味の場で周りから褒めてもらえると良いですね、との堀江先生のコメントでした‥‥😃


男性美容、という言葉も当たり前になってきていますね。我が家でも私+娘達よりよほど朝の洗面所のスキンケアが長~い夫+風呂時間が長~い息子です‥ そんな時代なのかな✨


コチニール色素による、皮膚経由の食物アレルギーについて

ニキビ診察の問診で使用している化粧品をうかがっていると当たり前ですが皆それぞれで、色々な成分の色々な効能の化粧品があることを実感します。最近になり注意しなくてはいけないといわれているのが、食物を含む化粧品に関連する食物アレルギーです。

茶のしずく石鹸で有名になった加水分解コムギによる小麦アレルギーをはじめ、特に女性が大人になってから化粧品に含まれる食品が肌から吸収されることにより、ある日急にその食べ物の重篤なアレルギーが始まってしまうことです。特に普段使用している(使用していた)化粧品とは気がつきにくく重症化しやすいので注意が必要です。

最近増えているものに化粧品に含まれるコチニール色素によるアレルギーについて、竹尾直子先生の論文を読みました。

コチニール色素とは、成分表示 カルミン /コチニール /カルミン酸で中南米ペルー🇵🇪のサボテンに寄生するメスエンジ虫から抽出された赤色の着色料で、アイメイクや口紅に含まれ、食品では昔は カンパリ、イチゴ牛乳、魚肉ソーセージなどに含まれていましたが、日本🇯🇵では2007年に食品へのしようが禁止されて以降は海外お土産のマカロンのアレルギー報告があります。

コチニールを含むアイメイクや口紅によりかぶれた既往がある成人女性がフランス製🇫🇷マカロンなどを食べた後に即時型アレルギーを発症しかなり重篤化することが多いので注意が必要です。日本🇯🇵では現在食品に含まれるコチニール色素のタンパク含量は2.2%以下に規制されている一方で化粧品に用いられるコチニールタンパク量の規制はないのが現実です。(ヨーロッパでは食品、化粧品共にコチニールタンパク量に規制がありません。) 日本🇯🇵では低アレルゲン化されたコチニール色素を含む食品が流通しており、そのような状況下でカルミンを成分とした化粧品を使用することで経皮・経粘膜的に感作され、その後食物アレルギーを発症すると考えられています。

2008年にLackが提唱した「食物の口からの摂取は免疫寛容を誘導し、経皮暴露は感作を成立させる」という考えが主流になり大人🧑になってからの食物アレルギーの一部は、食物が消化管以外の臓器・皮膚から入った際に、口からの摂取では成立していた免疫寛容が破壊されて発症すると考えられるようになりました。

コチニール以外でも、保湿効果のあるカラス麦クリームからのオートミール🥣やグラノーラのアナフィラキシー、パパイン洗顔料からのパパイヤ・ワサビ(パパイヤと交差反応がある)アナフィラキシー、イソフラボン化粧水からの大豆アナフィラキシーなどの報告があり、診察時の問診も大切だと改めて実感します。

乳幼児期においても食物抗原の皮膚経由での感作は食物アレルギーの発症リスクとなり、ダニ・ホコリなどの皮膚経由での感作も喘息やアレルギー性鼻炎などの発症につながることから、早期からの保湿ケアと皮膚バリア機能の改善が重要視されています。

普段何気なく使っている化粧品の中には植物や食物由来の成分か含まれていることがあり日常的に皮膚や粘膜に使用されて感作のリスクをはらんでいます。接触皮膚炎・じんましんの発症から食物アレルギー発症までの期間は平均11ヶ月と報告され、接触アレルギーの時点で診断出来ればその後の食物アレルギーの発症を予防することが出来ます。また、皮膚経由で成立した食物アレルギーの場合、感作経路を経てば食物アレルギーも治ることもあると考えられ、アトピー性皮膚炎や手湿疹、顔の乾燥肌やバリア不全をキチンとコントロールするが一番の予防になります。季節を問わず外からのアレルゲンは色々増える現代だからこそ、春でも夏でもこすらず摩擦をさけて保湿ケアですね‥😃

最近しばらくスタジオヨガやジムでの運動ができず、今までのようなストレス発散が出来ません。大人も🧑子供も👶、当面直面している具体的な問題に目を向けて今すぐ出来ることを探して実践するのが大切と読みました。運動してない罪悪感と身体の重さに対し、久しぶりにオンラインでのピラティスを実行しました。まずは朝のうちに予約してしまう、予約したからには受けねばならない、と追い込みやすいですが、出来れば参加出来ればいいなぁ、と考えて朝から過ごすようにします。そして実際1時間受けると少し骨盤のあたりがスッキリ気持ちいい✨やって良かった!となりました。

アトピー性皮膚炎やニキビ加療に心身医学的な治療指導を行っていらっしゃる小林美咲先生の論文を読むと、ストレスにより悪化するアトピー性皮膚炎やニキビの方の中には触る、搔く、潰すなどの行為がなかなか止められないことがあります。不必要に高い目標を立てる完璧主義にとらわれず苛立ちを感じたら「絶対〜ねばならない」というこだわりに縛られず、「絶対」を「とりあえず/出来れば」に、「ねばならぬ」を「〜ならいいな」へと置き換えてみるよう勧めているそうです。触ったり潰したり掻破したりの行動への精神的な依存は軽いことが多く行動修正は比較的簡単だそうなので自覚するだけでも辞められることも多いとのこと、皮膚は唯一自分の手で触れられる臓器で触り掻く手は心とつながっているので自覚と適切な指導で改善できると信じて、寄り添いかつ適切な治療を考えていきたいと思いました。

何でもかんでも頑張ってしまいすぎず「出来れば〜ならいいな!」と子供にも言えたら本当に素敵ですが‥まずは自分自身に言ってみよう✨



 

 

 

花粉ー食物アレルギー症候群について

自粛期間のうちにすっかりと春のスギ、ヒノキ花粉の時期が過ぎ、これからは夏のイネ科〔カモガヤ、オオアワガエリ〕の時期になります。最近めっきり有名になりましたが、大人になってから、花粉アレルゲンの交差反応による果物🍎などの食物アレルギーが発症して食べられなくなることがあり、花粉ー食物アレルギー症候群(PFAS pollen-food allergy syndrome)といいます。最近は花粉症の低年齢化に伴いPFASも幼児期から高齢者まで幅広い年代でみられるようになりました。

原因食品は、果物、野菜、大豆(豆類)、スパイスなどの植物由来の食品で、摂取直後に口腔咽頭症状だけ現れることが多く数時間以内に消退する事が殆どです。アレルゲンは、PR-10とプロフィリンという広く保存されるタンパクのため、一度感作されると、広範囲にわたる交差反応が誘導されます。

シラカバ、ハンノキ花粉 :リンゴ 🍎桃🍑さくらんぼ🍒いちご🍓梨🍐梅、ビワ、アーモンド、キウイ🥝人参🥕セロリ、コリアンダー、トマト🍅ジャガイモ🥔クルミ、大豆、モヤシ、ピーナッツ🥜ココナッツ🥥

スギ、ヒノキ : トマト🍅

カモガヤ、オオアワガエリ : メロン🍈スイカ🍉トマト🍅ジャガイモ🥔バナナ🍌オレンジ🍊セロリ

ブタクサ : メロン🍈スイカ🍉ズッキーニ、キュウリ🥒バナナ🍌

ヨモギ : セロリ、クミン、コリアンダー、人参🥕キウイ🥝ピーナッツ🥜

 

この中で、シラカバ・ハンノキー大豆アレルギーとヨモギースパイス・セロリ人参アレルギーは重症化しアナフィラキシーになる事があり注意が必要です。
診断は花粉アレルギーはIgERAST(特異的抗体)採血で分かりますが、食物はIgE特異的抗体採血では偽陰性になりやすく、新鮮な原因食材(果物や野菜など)のプリックテスト(行う施設は少ないですが‥)で正確には食品のアレルギーを確定診断します。最後に花粉と食品の交差反応を証明しますが、市販にはこの交差を証明できる検査はないため、一部のPR-10タンパクが採血で分かるものはRAST特異的IgE採血にて確定診断します。
大豆のPR-10タンパク:Gly m4
ピーナッツ:Ara h2
ラテックス:Hevb6.02

診断が下ったら、原因食材の摂取を避けることが基本ですが、新鮮な果物ではアレルギーがでても加熱処理したジャムや缶詰めなどでは誘発されないこともあり、個々により食べて良いかどうかは異なるようです。

子供の時は全く食べれても10~30代になって花粉ー食物アレルギーを発症することが多く一度発症すると摂取を控え、症状が重症になる例ではエピペンの処方が必要になります。果物が食べられなくなるって悲しいですけれど。

 

自粛期間が長い間続き、子供達は学校が始まらず、お籠もり状態のまま課題や宿題が出たり、特殊な春でした。大人も在宅勤務になったり環境が大きく変わり未知のモノに対する不安も重なり初めての環境に直面しています。
思春期のトリコチロマニア(抜毛症:自分で髪を抜いてしまう)の加療についての細谷律子先生の論文に"気分本意”でなく"行動本意”のアプローチ加療がかかれていました。
"気分”や"感情”は意志で変えられない..が、しかし"感情”はそのまま放置すれば、その経過は山の形をたどるように消失する。
変えられないものは変えようとせず、変えられるものを変えていく。 変えられるものとは"行動”であり、不安や感情・苦悩はそのままにして、今やるべきことをやっていこう!という"行動”本位の実践がすすめられる。"行動”本位の実践が心理的な変化をもたらして"あるがままの生き方”をすすめる森田療法的なアプローチです。

感情や気分は変えようとせず(たとえイライラしたり不安が高まったりしてもそれは必ず山なりに減っていき消えていくはずだから)、変えられる"自分の行動”をとりあえず実践していくことですね。自粛の今ももう少し、感情は変えようとせず、今やるべき行動を。

先日ヨル仕事から帰宅後、子供タチの夕食をつくり、食べさせてホッと一息ソファーでゴロリ。そのとき"お肉は焼いたのかな~”と言いながら登場した夫に思わず、"肉ぐらい自分でやけるのに~”と喉の奥にここまで隠しておいた言葉が声としてホロリと出てしまいました‥‥そしたら、相手も上手(うわて)、”でたでた~。”とサラリと受け流し😃 絶対に意地でもやらないですね😃

そんな時も"感情”は"放置”して、目の前の行動のみ‥?! うーん、まだまだ修行が必要そう‥まあ肉は焼きましたけど😃

制汗デオドラント剤について

最近昼は急に暑く汗疹のお子さんや汗かぶれの方もいらっしゃいます。汗の時期、こどもはあせもですみますが、大人は汗の臭いや体臭もきになる季節です。目に見えないけれどとても気になる"臭い”です。
(株)ライオン研究所の長嶋慎一さんのわかりやすい記事を読みました。

体臭には体の中から代謝物が皮膚表面に現れるにおいと、汗や皮脂などが皮膚表面で常在菌により分解されて発生するにおいがあります。

このうち後者、汗・皮脂が菌により分解されて発生するにおいに対して様々な成分の制汗剤が出ています。

汗には全身に分布するエクリン汗腺と、脇の下や耳などに分布するアポクリン腺があり、エクリン汗腺からの分泌は水・電解質がほとんどですが、アポクリン腺からは水・タンパク・脂質・脂肪酸・コレステロールなど臭いの原因となりうるものが多く分泌されます。
また、皮膚に常在する菌も脇の下や頭皮・額などに多く、この菌が汗を分解することにより臭いが発生しやすくなります。

ですから汗をかいてもそのたびに拭い去ればにおいにくくなりますが、実生活はそのたび、ということは難しいため、におい対策として制汗デオドラント剤が重要になってきます。

制汗成分には
ACH(クロルヒドロキシアルミニウム)・硫酸アルミニウムカリウム(ミョウバン)・パラフェノールスルホン酸亜鉛(ZnPS)等があり、このうちACHが多用されます。
ACHの制汗メカニズムは金属イオンの収斂作用と、汗孔内で金属がフタ(プラグ)を形成することによる制汗作用の両方があり、ミョウバンとZnPSはプラグ形成による制汗作用のみもちます。そのほかに常在菌を殺菌する殺菌成分や消臭成分などが含まれます。

制汗が完璧でなくても、においをブロックする成分があります。まずニオイの代表成分は、アンドロステノン・ぺラルゴン酸・ジアセチルです。

アンドロステノン :アポクリン腺から分泌される成分が菌で分解されてできるステロイド性分解臭で、男性の体臭に多く含まれ女性の方が不快感を感じやすいニオイということがわかっています。不思議。このアンドロステノンの発生を抑えるのが、アンズ種成分であるキョウニン(杏仁)エキスといわれています。

ペラルゴン酸 :"使い古した食用油のような重いニオイ”という表現で?! 30代男性特有のにおいといわれ、紫外線やストレス・生活習慣の乱れにより皮脂が酸化して発生する成分で、月見草油の原料メマツヨイグサがペラルゴン酸の生成を抑えることがわかっています。

ジアセチル :汗の中の乳酸が常在菌により変化した成分で40~50代で増える頭皮のアブラ様ニオイの原因と考えられ、カンゾウ根エキスである甘草フラボノイドがジアセチルの生成を抑えることがわかっています。

 

制汗剤もスプレー型・ロールオン型・スティック型・シート型など各種でていますが、直接塗布するロールオンやスティック、シートの方が効果が高いようです。アルコール成分にかぶれやすい方は注意が必要です。
これからますます温度があがり、制汗剤の出番が増えそうです。

 

今週送られてきた医歯協同組合雑誌の中に多くのアスリートのメンタルトレーニングを行う大阪体育大学の菅生貴之先生の興味深い記事が載っていました。アスリートが高いパフォーマンスを発揮できる最適な"緊張・興奮レベル”いわゆる"ゾーン”に調整して持って行ける選手は安定した成績を続けることが出来ます。
スポーツでのメンタルトレーニングの目的は、パフォーマンス向上のための心理的なスキルを身につけ、試合のどんな場面でも自分自身をコントロールできるようにすることです。試合中のイライラ場面での対処法を聞かれても、菅生先生からは"処方箋”を出さず、過去にウマくいったときの状況を丁寧に聴いて、選手自身が考え、気付き、対処法を見つけられるように導くそうです。理不尽な問題に直面したときは、可哀想と同情するのでなくて『共感的理解』が大切で、精神的に辛い選手の"荷物”を勝手にもってあげるのでなく後ろから荷物を支えてあげます。すると"荷物”は軽くなり気持ちに余裕が生まれ、自ら"余計な荷物を持っていたのか”と気が付き自分で荷物を下ろします。なるほど~

試合に勝てる心の状態を知るスキルが『ピークパフォーマンス分析』で、最高成績の試合を思い出して試合前や試合中にどんなことを考えて行動したか、を振り返ります。この振り返りはイメトレの材料になりルーティンをつくり集中状態をつくる動作に役立ちます。

先生は担当アスリートの試合をあえて見に行くことはせず、選手の自主性を育てるそうです。見に行くと、あの場面はどうでしたか?などと選手は自分で振り返りをせずに頼ってしまう、そして先生も試合後先入観なく話を聞けて、選手自身も自らの言葉で試合の振り返りが出来るようになると。なるほど~

メンタルトレーニングとは、自分のココロの課題に目を向けて向き合い、受け入れていく作業です。メンタルが強くなると人間力が備わり、周囲への気遣いなど自分の成長も見られるそうです。
なんだかアスリートだけでなく仕事においても、友人関係においても、特に子育てにおいても共通のことかもしれません‥‥自主性を育てるって分かってはいてもなかなか‥ですが。

選手の不合理な行動も、頭では理解できても(意識下)、ココロ(無意識)が変わらなければ行動変容は起こりません。でもカウンセリングを重ねると"無意識下”で変化が起こり選手自らが不合理に気が付き行動が変わります。とのこと。なるほど~。
我慢強くカウンセリング、他人にはできるかも‥‥自分の子供にはなかなか出来ないかな‥😃

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