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ニキビのデュアックゲル勉強会

各種製薬会社さんより情報提供いただく面会が解禁になり、先週サンファーマさんの"デュアックゲル”の勉強会をしていただき、新しい情報を提供していただきました。デュアックゲルはニキビ菌に有効な抗菌剤クリンダマイシンが1%と角質剥離作用のある過酸化ベンゾイルが3%含まれた合剤です。海外では過酸化ベンゾイルの濃度が高く5%ですが日本では副反応(カサカサ乾燥)の低い3%になっています。(2.5%~10%で効果に有意差なし)
ニキビ患者さんの皮膚では、ニキビ初期の微少な面ポウ(白ニキビ)においても炎症が起きていることがわかっています。つまり、ニキビのない方の皮膚に比べてニキビのある方の一見正常に見える皮膚においてもすでに炎症細胞の増加が認められ、将来瘢痕化するリスクがあるため、初期から炎症を抑える薬を外用することも大切だと考えられます。 見た目の炎症にかかわらず、期間を決めて一見正常に見える微小面ポウ部位も含めて初期から炎症+C.acnesをコントロールすることが大切だと思われます。
副反応として7%に乾燥、5%にかぶれ、4%に紅斑、ですが保湿をした後にぬるとそこまで乾燥することも少ないイメージです。ニキビの薬は最近色々あり、きちんと説明しないと使い分けるのはなかなか困難です。

ダラシン(クリンダマイシン):抗生剤
ゼビアックス:抗生剤
アクアチム:抗生剤

ベピオ(過酸化ベンゾイル):面ポウ(白ニキビ)治療、角質剥離作用
ディフェリン(アダパレン):ビタミンA剤、ピーリング作用
エピデュオ:ベピオ+ディフェリン 面ポウ治療、ニキビ跡治療

デュアック:ダラシン+ベピオ 面ポウ~炎症赤ニキビまで

もちろん外用のみではなかなか困難な場合がありますので、内服や漢方などうまく組み合わせて治療していくことがほとんどです。また、皮脂を取り過ぎることなく、適度に保湿しながら皮膚のバリアを良好に保ちながら薬を外用することも必要です。

 

れっきとしたアラフィフになり頭頂部の疎毛に対して、最近以前の先輩皮膚科クリニックで購入したミノキシジル内服を始めています。ミノキシジルは降圧剤で末梢血管拡張作用+毛乳頭細胞に働き成長因子を増やす効果+毛母細胞のアポトーシスを抑制するなど、多岐にわたる機序で発毛効果を促すことがわかっています。血圧低下をきたさないほどの低容量だと副反応ほとんどなく発毛効果が認められているため、少し期待して飲み続けてみたいと思います。頭皮以外も多毛になるかも、とのことですがどうなることやら‥

皮膚や頭髪は外見そのものですが、肌や髪など見た目も気持ちも30代と同じようになりたいとは思いません。でも人生経験それなりの優しさや寛容さをもつ大人になりたいとは思うものの、"自分”が確立してしまっている分頑固なところは頑固だと自覚します。でもあまり"自分ってこう!”と決めつけずに、そのときそのときの気持ちに素直に流されながら、いつもと異なる激動の2020年の残り半分を過ごしていきたいと思います。

大学生の長男は配信される授業を受けるのみで、実習などは秋以降に先延ばし。部活動も休みのままで、太る一方‥‥ 娘たちはようやく今週から毎日登校でグータラ生活から抜け出せる体力があるか心配です‥‥何事にも体力、大切ですね。私も日曜日はまた再び運動再開し汗を久しぶりにかいて身も心もスッキリ。将来膝や腰を痛めないように、体力維持に、淡々と😃



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