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2022年2月

マスク内のスキンケアについて

マスク生活が続く中、マスク内の部位だけでなく額や眉間などマスク外の部位にも面ポウや肌荒れを起こしやすくなっているのはなぜなのか。女子医大名誉教授の川島眞先生方のわかりやすいセミナー"新しい生活様式とスキンケア”をチェックしました。
マスクによる炎症は ①脂漏性 ②乾燥性 ③物理的圧迫 に大きくわけられます。

① マスク内の皮膚が1℃上がると皮脂分泌は10%増加しますが、それはマスク内だけでなくマスクで覆われていない前額部や眉間などでも増加します。またマスク内は閉鎖空間のため赤ちゃんのおむつ内のように湿度が高まり、常在する細菌叢が乱れ+毛包が閉塞しやすくなります。マスク内以外の部位にも影響を与えるため額や眉間、首などにも白ニキビ面ポウや脂漏性の赤みが出やすくなります。
② マスク内の高湿度+高温の環境が皮膚からの水分蒸散量を増やしバリア機能が低下、乾燥肌を生じます。加えて、マスクを外した瞬間の高湿度から低湿度(乾燥環境)への急激な変化も皮膚のバリアを低下させます。
③ マスクによる直接的な圧迫や摩擦でバリアは低下し、肝斑の悪化や炎症ニキビの増加がみられます。

以上から、マスクが続く昨今では十分な保湿により皮膚のバリア機能低下を改善する必要があることと、出来る範囲でいかに摩擦をかけず、高湿度になりすぎず感染対策を行っていくかが重要です。私自身も最近、湿度を吸収し放散させる絹(シルク素材)マスクの上に不織布マスクを使用していますが、アゴの面ポウやニキビ、上頬部の赤みはすこし出にくくなるような気がします。
面ポウが出来にくいノンコメドジェニックでセラミドなど保湿力の高いスキンケア・メイクアップ製品がオススメです。

この2年以上のマスク生活により、顔全体の皮脂量が多く同時に角質の水分量が少ない"混合肌”の方が増えてきています。角質を過剰に取るようなスキンケアや強めのクレンジングオイルの使用などによりバリア機能が下がり、水分が低下することにより皮膚の炎症や痒みが出やすくなります。ですから、自分の肌に合ったスキンケア商品を選ぶこと、誤ったスキンケアをやり過ぎないことが必要です。
川島先生方によると"敏感肌”の方の3割くらいが"アトピー素因”、1割の方が"酒さ”、そのほかニキビ肌や脂漏性皮膚炎などが原因として挙げられますが、敏感肌の方の約半分は明らかな疾患がなくご本人の自覚症状の敏感肌、ということになります。
敏感肌の誘因として一番多いのが化粧品ですので(他に温度/湿度、ストレス、感情変化、疲労など)、自分の肌に合ったシンプルなスキンケアを見つけて、皮膚バリアを保ち、マスク生活を続けていくことが現実的だと感じました。

皮膚の老化は紫外線のような外的要因だけでなく加齢やホルモン低下によりすすむことが分かっています。特に閉経による女性ホルモン低下による皮膚症状では、シミ/シワが目立つ・ひどく乾燥する・経験したことが無いような痒みを感じる・いつも使う化粧品が急に合わなくなってきた、などが挙げられます。女性ホルモンは皮膚の弾力を与えるコラーゲンやエラスチンの産生,潤い成分の一つである脂質成分の産生を促し水分を保つ効果があります。私たちのようなホルモン過渡期の更年期の皮膚症状はより揺らぎやすいため、より自分に合ったスキンケアを続けていきたいと思います。

 

コロナの影響で保育園が休園のためスタッフも勤務出来なくなったり、日常業務にも影響が出てくる日々がもう少し続きそうです。
娘たちの学校も一人でると学級閉鎖でオンライン、は続きます。その中でも学校生活はそんなもの、と慣れたものでそれなりに楽しみを見つけながら生活しています。長男は大学テストが終わると仲間とスノボやゲーム・麻雀など今しか出来ないことを楽しみ、娘たちも友人と買い物やチョコ作りなどコロナ前の日常も気をつけながら楽しんでいます。来年の今頃にはどのような生活になっていることか、今より少し明るい環境になっているように願うばかりです。

 

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