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しもやけ、そして、カンポウ

2月に入り寒くなり(ここ2日くらいは何故か温かいですが)当院でも他のクリニックでも、しもやけの患者さんが多くなってきました。しもやけは勿論手足が冷えると出来やすいですが、急激な温度差によってなりやすくなります。一般的には10度の温度差があると生じやすいといわれています。そこで、予防として、外出から帰ったらすぐに急に足を温めないということも案外大切です。また、水仕事の後に手をぬらしたままきちんと拭かなかったり靴の中で汗をかきっぱなしにしていると、水分が蒸発するときに熱を奪ってより冷えやすくなります。小さいお子さんや普通の大人の方でも次第に足が切れたり色が赤紫っぽく変わってきて、症状が進むと樽状に腫れて痒みが強くなっていきます。そこまで進行するとお風呂でマッサージ、だけでは良くならず、場合によりステロイドを少量だけ内服したりしないとなかなか治りませんが、初期であればステロイド外用で比較的すぐよくなります。ステロイド外用以外では、臨床的に潰瘍治療に使う塗り薬を使うこともあります。大人の方で冬場長く続く場合は漢方薬の当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)や、温経湯などを飲んでいただくと有効な場合も多いです。漢方は本当に奥深いです、が、もう少し飲みやすい形態になれば有難いのですが
昔は生理前になるとニキビが口周りに出来やすくどう考えても実証の(体格がっちりで常に元気な)私は忘れない限りに桂枝伏苓丸を生理前になるとあわてて飲んでいましたが、のどの奥にガガーっと入れて味わわないようにしていました患者さんにお出ししてきちんと飲んでくださったりするとそれだけでよく頑張って飲みましたねー、と感心してしまいます。よく漢方は体質に合えば苦くない、などと聞きますがどうなのでしょうか。何事も、良薬口に苦し、なのかな。
この日曜日は夫(院長)と息子、夫の両親でスパハワイアン?にお出かけで、私はちゃんとゆっくりです先週はクリニックでレセプトの仕事があり、ちゃんは一日日曜保育園でゆっくり出来なかったので(本人達はいつもと違う保育園にいけて案外楽しいのですが)明日の日曜はゆっくりどこか3人で出かけようか~というとやったー!とピョンピョン2人で手つないで喜んでくれました。まだまだかわいいものです

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